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乳歯に虫歯で穴があくと
どうなる?
治療法や受診の目安を解説

乳歯に虫歯で穴があくと、「まだ乳歯だから様子を見てもいいのでは」と迷う方もいらっしゃいます。ですが、穴が見えるときは虫歯が進んでいることも多く、歯科で状態を確認することが大切です。ここでは、受診を考えたい理由についてお伝えします。

乳歯に虫歯で穴があいたら、
まず歯科で確認が必要です

乳歯の虫歯は、大人の歯よりも進み方が速いことがあります。小さく見える穴でも中で広がっている場合があるため、気づいたときに一度歯科で状態を確認することが大切です。

穴があいた虫歯は自然に元へ戻りにくいです

乳歯に虫歯で穴があくと、くずれてしまった歯の形が自然に元へ戻ることはほとんどありません。歯の表面が少し欠けたように見えても、実際には虫歯によって歯が溶け、形が変わっている状態です。
さらに、穴ができるとその部分に食べ物や汚れが入り込みやすくなり、歯みがきでも落としにくくなります。そのため、虫歯が広がりやすくなり、様子を見ているうちに治療が大がかりになることもあります。穴が見えているときは、そのままにせず歯科で確認することが大切です。

痛みがなくても虫歯が進んでいることがあります

子どもの虫歯は、痛みがないまま進むことがあります。そのため、子どもが痛がっていないからといって、軽い虫歯とは限りません。特に小さい子どもは、お口の変化をうまく言葉で伝えられないこともあります。
「しみる感じがある」「噛みにくい」といった変化があっても、はっきり訴えずに過ごしていることもあるため、見た目に穴や黒ずみがあるときは注意が必要です。痛みの有無だけで判断せず、歯科で状態を確認することが大切です。

見た目が小さな穴でも早めの確認が大切です

乳歯の虫歯は、最初は小さな黒い点や浅い穴のように見えることがあります。ですが、見た目が小さいからといって、虫歯も小さいとは言い切れません。小さなうちに状態を確認できれば、子どもへの負担を抑えながら治療できる場合もあります。「少し気になるけれど、まだ大丈夫そう」と迷うときほど、一度歯科で見てもらうと安心です。

乳歯の虫歯は進行度によって
症状や治療法が変わります

乳歯の虫歯は、進み具合によって見られる症状や治療の内容が変わります。ここでは、進行度ごとの目安と治療についてわかりやすくお伝えします。

C0・C1:初期の虫歯は経過の見極めや予防処置を行うことがあります

ごく初期の虫歯では、すぐに削るのではなく、歯みがきの確認やフッ素塗布などを行いながら様子を見ることがあります。特に、表面が白くにごっている段階や、まだ穴がはっきりしていない段階では、これ以上進ませないことが大切です。
当院でも、お口の状態に合わせてご家庭で気をつけたいことをお伝えしながら進めていきます。
C1のイメージ

C2:穴ができた虫歯は詰める治療が必要になることがあります

歯に穴ができている段階では、汚れがたまりやすくなり、そのままでは虫歯が広がってしまうことがあります。この場合は、虫歯の部分を取りのぞいたうえで、必要に応じて詰める治療を行うことがあります。
C2のイメージ

C3:神経まで進んだ虫歯は神経の処置や被せ物が必要になることがあります

虫歯が深く進むと、冷たいものや甘いものがしみたり、何もしていなくても痛みが出たりすることがあります。ここまで進んだ場合は、痛みの原因になっている部分に対する処置や、歯を守るための被せ物が必要になることがあります。当院では、お子さまの不安に配慮しながら、お口の状態に合わせて治療を進めていきます。
C3のイメージ

C4:重度まで進んだ虫歯は抜歯を検討することもあります

歯の形が大きくくずれて根だけに近い状態になると、残すことが難しい場合があります。その際は、まわりの歯やこれから生えてくる永久歯への影響も見ながら、抜歯を考えることがあります。乳歯はどうせ抜ける歯ではありますが、永久歯がきれいに生えるための大切な役割もあるため、どの段階でも放置せず、状態に合った対応を受けることが大切です。
C4のイメージ

乳歯の虫歯を放置すると
永久歯や歯並びに影響することがあります

乳歯は、永久歯がきれいに生えてくるための大切な役割もあります。虫歯をそのままにしていると、今ある痛みだけでなく、これから生えてくる永久歯やお口の発達にも影響が及ぶことがあります。

永久歯の生える位置や歯並びに影響することがあります

乳歯が虫歯で大きくくずれたり、早く抜けてしまったりすると、まわりの歯が動いてしまうことがあります。すると、本来そこに生えてくるはずの永久歯の場所がずれ、歯並びが乱れる原因になることがあります。乳歯は、永久歯の生えかわりを助ける目印のような役割もあるため、虫歯だからといってそのままにせず、状態に合わせて対応することが大切です。

永久歯の質に影響することがあります

乳歯の根の先に炎症が広がると、その下で育っている永久歯に影響が及ぶことがあります。その結果、生えてきた永久歯の表面が白っぽく見えたり、茶色っぽく見えたりして、弱い歯になってしまうことがあります。見た目の変化だけでなく、虫歯になりやすさにもつながることがあるため、乳歯の虫歯も放置せず、歯科で状態を確認しておくと安心です。

しっかり噛みにくくなり、顎の発達に影響することがあります

乳歯に痛みがあったり、片側だけで噛むくせがついたりすると、食事のときにしっかり噛みにくくなることがあります。噛む回数が減ると、お口まわりの使い方に偏りが出て、成長途中の顎の発達に影響することがあります。 当院では、子どもの噛み合わせのご相談にも対応しており、お口をあける練習などを行いながら治療に慣れていけるよう配慮しています。不安や緊張が強い場合には、笑気吸入鎮静法を用いながら進めることもできます。

乳歯に虫歯で穴があきやすいのには
原因があります

乳歯は永久歯とは性質が少し違い、虫歯が進みやすいことがあります。ここでは、乳歯に穴があきやすい理由を解説します。

乳歯は永久歯よりやわらかく虫歯が進みやすいです

乳歯は永久歯よりも歯の質がやわらかく、虫歯が広がりやすい傾向があります。
そのため、表面の変化が小さく見えても、中では深く進んでいることがあります。 乳歯だからといってそのまま様子を見るのではなく、歯科で状態を確認しましょう。

奥歯の溝や歯と歯の間は虫歯に気づきにくいです

子どもの虫歯は、奥歯の溝や歯と歯の間など、見えにくく汚れが残りやすい場所にできることがあります。こうした部分は仕上げみがきをしていても見つけにくく、黒い点や小さな穴として見つかったときには、すでに虫歯が進んでいることもあります。気になる変化があるときはもちろん、見た目では分かりにくい虫歯がないかを含めて、定期的に歯科で確認していくことが大切です。

このような症状があれば
早めの受診をご検討ください

乳歯の虫歯は、見た目の変化や食事中の様子、お口のにおいなどから気づくことがあります。ここでは、受診を考えたい症状についてご紹介します。

黒い穴や欠けたような見た目がある

歯の表面に黒い点や穴が見えたり、一部が欠けたように見えたりするときは、虫歯によって歯が少しずつ溶けていることがあります。はじめは表面の色が変わる程度でも、進んでくると歯の一部がくずれ、穴のように見えることがあります。特に乳歯は歯の質がやわらかいため、見た目の変化が出たときには中まで進んでいることもあります。

食べ物がつまる、しみる、痛がることがある

歯と歯の間や穴ができた部分に食べ物がつまるのは、虫歯によって歯の形が変わり、すき間やくぼみができていることがあるためです。また、虫歯が深くなると、冷たいものや甘いものがしみたり、食事のときに痛みが出たりすることがあります。これは、虫歯が歯の表面だけでなく、内側に近いところまで進んで刺激が伝わりやすくなっているためです。

歯ぐきの腫れや口臭が気になる

虫歯でできた穴や歯と歯の間には汚れが残りやすくなり、細菌が増えることで歯ぐきに炎症が起こることがあります。そのため、歯ぐきが赤く腫れたり、出血しやすくなったりすることがあります。また、汚れや細菌がたまりやすい状態が続くと、お口のにおいが強くなることもあります。虫歯そのものだけでなく、まわりの歯ぐきにも影響が出ているサインとして見られることがあります。

福岡市城南区で乳歯の虫歯に
お悩みの方は「梶原歯科」へ

笑顔の子供
乳歯の虫歯は、見た目の小さな変化でも中で進んでいることがあります。
当院では、小児歯科に対応しており、子どもの虫歯治療だけでなく、虫歯の原因まで含めてお口の状態を見ながら対応しています。歯みがき指導やフッ素塗布などの虫歯予防にも取り組んでいるため、「治療が必要か見てほしい」「これ以上悪くしたくない」とお考えの方もご相談いただけます。
また、歯科が苦手なお子さまに向けた診療トレーニングを行っており、不安や緊張が強い場合には笑気吸入鎮静法にも対応しています。
福岡市城南区で、乳歯の虫歯や歯に穴があいたことでお悩みの方は、気になる症状が小さいうちに梶原歯科へご相談ください。
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